夜中にゴミ集積所の粗大ゴミを持っていく人

以前、家賃の高い高級なマンションに住んでいたことがありました。そこを引っ越すことになり、今までより狭くなる新居にベッドを持っていくか悩みました。ずっと使っていたので新しくはありませんでしたが質の良いすのこベッドで気に入っていました。捨てるのは勿体無く思い、リサイクル業者に問い合わせると買い取るのではなく引き取り料としてお金がかかるとのことでした。粗大ゴミに出すのが一番安いということがわかり、自治体の粗大ゴミシールを貼ってゴミに出すことにしました。

そこのマンションはゴミは収集日の前日に出せることになっていたので早速、指定された日の前日夜に家族と協力しながら一階のゴミ集積所まで運びました。まだ使えるので探せば誰か欲しい人がいるかもと心残りでした。

翌朝、出勤時にそのゴミ集積所の前を通って驚きました。あの大きなすのこベッドがなくなっていたのです。まだゴミ収集車が来る時間でもないので夜中に住民の誰かが持ち帰ったとしか考えられません。そこは高級マンションで、住んでいるのは裕福な人ばかりだったのでゴミに出された物を持ち帰る人がいるというのは意外でした。

遺品は思い出が宿っている以上、粗大ゴミにはなり得ない

祖母の遺品を整理していると、相当な量の写真や手紙が出てきました。時間にすると何十年分ですし、何人もの祖母と関わってきた人との思い出が詰まっていると思うと整理方法に困りました。また着物が和服ダンス2棹分残っており、着物自体とタンスの処分に頭を悩ませました。先の写真と手紙などの思い出のものと合わせると4畳の部屋が丸々埋まってしまうという状況でした。

 

まず手紙は祖母の墓前に手を合わせて処分させてもらいました。プライベートなものですし、家族とはいえ他の人物が読んで選定するのも気が引けました。写真はみんなで思い出を語りながらいくつか選定してアルバム1冊ほど残し、あとは同様に処分させてもらいました。これが一番時間がかかりました。着物はいいものもありましたが残った家族には自分で着られる者もいないですし、古着屋さんに引き取ってもらいました。お金にはほとんどならなかったです。タンスは処分しました。

 

今なら写真などはデータで残しておく手もあったかなと思います。それでも量がある場合は選定が必要だと思います。自分の時は残された人に手間をかけさせないよう、ものはあまり持ちすぎないようにすることがいいなと思いました。